防災避難訓練
- 2025.09.01
9月1日(月)今日から2学期が始業しました。本日は、防災の日に合わせて避難訓練も行いました。みほ幼稚園では、『教職員及び子ども達の防災に対する意識を高めること』『災害時における危険を予測したり、危険を回避する能力を養い、状況に応じた適切な対応行動をとり、安全且つ迅速に避難ができるようすること』を主な目的とし、年に4回程訓練を行っています。
『教室で被災し、防災頭巾を被って園庭に避難…』という一般的なシチュエーションの他に、『トイレにいる時…』『園庭にいる時…』『ホールにいる時…』『廊下を移動している時…』など、様々なシチュエーションでの被災を想定して訓練をしています。
【年中百合組 トイレに移動中の被災想定】
担任は園児と自身の身の安全を図りながら、瞬時に人数確認をしています。
【年長雪組・年中菫組 ホールにいる時の被災想定】
担任はすぐにホール入り口の扉を開け、避難経路の確保に努めました。
【年長月組・年中藤組・年少苺組 園庭にいる時の被災想定】
倒木や砂場の支柱・大型遊具の倒壊にも気をつけて、担任は園児をすぐに園庭の広い所に集めています。
【年少桃組・年少桜組 教室~トイレに移動中の被災想定】
年少さんも上手に頭を押さえて小さくなっています。
【年長星組 トイレに移動中の被災想定】
電球の真下を避け、廊下の端で身の安全を図っています。その後、園庭に避難しています。
【年長雪組・年中菫組 ホール~園庭へ避難】
【各クラス園庭へ避難中】
【年少桜組 外の階段を通って園庭へ避難中】
避難が終わったクラスの先生も、年少の避難補助をしています。
担任を持たないフリー教諭が主に年少の避難補助をします。同時に各フロアに取り残されている園児がいないか確認をしています。
園庭に避難したら、再度人数確認をし、『避難完了』の報告をします。
園児と職員全員の避難が完了し、負傷者がいないことが確認でき、避難訓練の総括をしました。
避難訓練が終了し、教室に戻って各クラスで事後指導が行われました。
避難訓練では、担任の先生の意図で、あえて訓練があることを子ども達に伝えないで、子ども達が瞬時に避難行動が取れるか…などを確認しているクラスもあります。
状況によっては、避難指示を待たずに担任や学年主任などが瞬時に避難の判断をしなければいけない場合もありますので、一人一人の職員が様々なケースを想定して、適切な判断をし、安全且つ迅速に避難行動が取れるよう訓練をしています。
子ども達も先生の指示に従って避難するだけではなく、子ども達が自分で危険を予測したり、危険を回避できるようになるためにこのような訓練を積み重ねています。